虹色に輝くジャニーズWESTをまんまと好きになった話
コテコテの浪速男子が7人集い、虹色に光り輝く彼らは今年でデビュー5周年を迎えた。
ストロベリーナイト・サーガで大塚くんから重岡さんの演技力に惹かれ、「ええじゃないか」やサーティワンのCMがジャニーズWESTだったことをWikipediaから教わり、炎の転校生にて顔と名前を覚え、曲を聴きこんであれやこれやとFCに入ってから約1か月
ジャニーズWEST、彼らに抱いた第一印象は楽しそう。というか、拭えぬ大阪感。コテコテ。
また、炎の転校生を拝見し思ったのは全員演技がうまい、というかとても自然。ドラマを見ている感は設定上多々あったが、不自然さを感じることは全くなかった。
メンバーの皆さんの顔と名前のみ覚えた状態(厳密にいえば重岡さんを除く)で、借りにいったアルバムを聴きこんだのですが、とても歌がうまい。
今まで聴いてきたのが明るい歌ばかりだったから気が付かなかったけれど、バラードになると途端に際立つのが、歌の上手さ
全員もれなく歌が上手い
重岡さんは、甘く脆い声で優しくねっとりと
桐山さんは、拳の効いた存在感のある声でどっしりと、
中間さんは、癖のない柔らかい声でしっかりと、
神山さんは、時に優しく時に強く耳に残る歌声を響かせ、
藤井さんは、少ししゃがれた声で一風変わったオーラを放ち、
濵田さんは、音域の広さで艶やかに、何より一番ギャップを感じ、
小瀧さんは、綺麗な歌声で丁寧にしっかりと優しく物語を紡ぐ。
誰一人として似た歌声がいないのに、誰の歌声なのかまったくわからない。
歌声が分からない理由はきっと、喋っている時の声と違うからだと思うんですけど、本当に違う。
中間さんが特に分からなかった。皆さん結構、語尾に特徴出がちだと感じました。故にかぶせてくるタイプの、語尾かき消されるやつの時の絶望感。
あと、濵田さん!!!濵田さんのギャップ!!!!
「きみへのメロディー」たる曲を拝聴した際に、「かけがえのない人へ」での濵田さんの伸び!!! うええええええええ!?ってリアルになりました。地声で、しかも苦しそうな感じ皆無で歌い上げるとは何事?。「迷宮SUMMER」や「間違っちゃいない」も同様に。
とても失礼なことを言ってしまうけれど、普通の人だなって。とても親近感の湧く、普通の方だなって思っていて。優しそう。行きつけのカフェの店長とかだったらなんか帰り道笑顔になれそうだなとかって思っていたら、こんなにすごいんかい。
そう、この濵田さんの伸びに驚いたのと同時にとても良い曲だなと思った「間違っちゃいない」。ふと歌詞カードを手に取り、作詞作曲を見た時、
………………っ…
気づけばふと口ずさんでしまうような覚えやすく聴きやすいリズム。とても普遍的な歌詞。誰にでもあるような出来ごと。間違っちゃいない 作詞作曲:重岡大毅。
……………っ!!!!!!!!
めちゃめちゃ、めちゃめちゃ素敵やないか……。めちゃめちゃ素敵やないか……!!
もう、どこまで?どこまで?どこまで?(続きの言葉が出てこなくて悶える)
「涙一粒…」から紡がれる、普遍的な歌詞。アイドルだって1人の人間なんだと。表で笑顔で歌い、かっこよく踊り、楽しそうにコントなんかもして、時に役者の顔を見せ、時に刺さる言葉を発する彼だって、いたって普通の人間に過ぎないと。
なんか、こう、そういう考え方をしてしまうと少し考えてしまうような曲ですけど、2番の「消えたくなった夜も 逃げたくなった朝も まぁまぁカッコいいんじゃない」がなんだかすごい重岡さんで重岡さんでした。「間違ってもいい」って言っておきながら、最後に「間違っちゃいないんだ」って言ってるあたりも、なんだか。
俳優としての彼しか知らないけれど、それでも感じる重岡大毅感。なんかわかるんですよね。あっ、重岡さんっぽいって。自論なんですけど、ジャニーズWESTの中では濵田さんがそうで、いろんな面があってどれも意外性に溢れていて、えっ、これも濵田さん?ってなる魅せ方と、重岡さんのように、意外性もすべて重岡さんだと飲み込める魅せ方と、おおまかに2通りあると思っているんです。でも不思議なのは、それが役者さんになると、演じられているのは重岡さんだと分かっているのに、そこにいるのは大塚くんであり大友くんであり火賀くんなんです。(伝わらないやつ)。
10割すべて役ではなくて、9割役、1割は重岡さんらしさ。だから俳優の彼しか知らなくても、なんとなく重岡さんっぽさがわかるのかなと。ただ自分が思っただけなので事実無根です
しかも、「まぁまぁカッコいいんじゃない」って歌ってる濵田さんが笑い飛ばすように歌ってる感じも素敵です素敵すぎますもう好きです!!!!!
「乗り越しラブストーリー」たる曲の作詞も重岡大毅と書いてあって言葉にならない声を出しました。静かな優しく柔らかいラブソング。おはようじゃなくてよっってところすごい重岡さん。ポケットでぽけーっとって、何気に好きです。ちょくちょく入る重岡さん(感溢れる言葉たち)がたまらん。そして「乗り越しラブストーリー」の何が好きって、電車を恋心、駅を選択肢に例えているあたり。
ガタンゴトンと電車に揺られ、ポケットに忍ばせた切符は結局出る幕のないまま、ただ愛してるだけを隠していて。君の降りる駅と僕の降りる駅は違って、それなのに、愛してるが君の元へ行くようにと願う。君の切符幸せそうって言葉のチョイスが。しかも自分の恋心が届かなかったことを乗り越しって表現してるの素敵すぎませんか。
っていうか、「乗り越しラブストーリー」でも「間違っちゃいない」でも時間が進んでるのが。しかも曲が終わるころには微笑めてるあたり。
重岡さんって絶対、表でははちきれるかと思うほどの笑顔浮かべて、愛情表現駄々洩れな感じだけど1人になったら結構考えこんじゃったり、今日あったこと反芻してため息ついちゃうような方だと思うんです。(勝手に) 。でも、ふとした時に1人でボケとかダジャレとか考えておかしくなって鼻で笑って、仲間の言葉に助けられて、アニメ風にわかりやすく言えば、ほっぺ叩いて笑って「よしっ」ってなる感じ。
そしてそれを隠さず、つまりは完璧なアイドルではなくて1人の人間に過ぎない、誰にでもある普遍的な部分を音楽という表現方法で伝えるあたり。
あああああああぁぁぁぁぁ……(言葉にならない声)
と、いろいろ語ってますが、何気にFCに入ろうと思ったきっかけの曲は「雪に願いを」でした。っていうか本当に良い曲が多すぎる。
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一週間前くらいに、「WESTival」のLIVE DVDを購入し、見終えた先日、公式サイトで見て気になった「なにわ侍 ハローTOKYO!!」を購入してきました。
まず、「WESTival」
カメラアングルがすごい
「プリンシバルの君へ」のカメラアングルがたまらなく好きでした。あの後ろから撮る感じ。あと、霧のシャボン玉のようなものも良いですとても良いです………。
化け方が凄い
初っ端から飛ばす重岡さんの喉が心配になったりもしましたが、とにかくキレッキレでフレッシュで若い。あと、おもしろい。幾度か、ジャニーズWESTさんの多面性を意外性という言葉で表してきましたが、視覚が加わるとそれが化けるになりました。時にかっこよく、時に柔らかく、時にかわいく、時に楽しく、時に不埒に、時に普通に、時におもしろく、いったいいくつの面を持っているのか。
個人的にInterから「Parade!!」の流れが好きでした。普通にかっこよかった「SHE IS MY...」も、「ほっぺにキス…」を重岡さんが歌うあたり、ここ重岡さんに歌わせた人ほんとわかってるわぁ……(何様)
コントコーナーは腹筋割れるほどに笑いました。神山執事のブリッジが。滑る滑る。濵子ちゃんに壁ドンする小瀧さんのかっこよさと、溢れ出る仲の良さにほっこり。藤子ちゃんのモデルウォーキングは確かに何回でも見れます。何気に、重岡執事が中間執事に感謝の言葉を述べ終わった後の小瀧さんの、「俺はなりたくない」が好き。
スローモーションFESTivalは1つだけじゃ少し物足りなさを感じてしまいましたが、とにかく笑いました。
あと、衣装が暑そう。
「乗り越しラブストーリー」のあの感じ。愛おしいか……。ピアノ弾けるんですね、重岡さん。イメージとしてはおもむろにギターを取り出しなんとなくで弾くようなかっこよさを含んでいると思っていたんですけど、ピアノを優しく強く弾く、繊細さが凄く刺さりました。桐山さんのどことなく張り詰めた空気をほぐそうとしているのも、とにかく楽しそうに歌うのも素敵です。重岡さんのイスに書かれたメッセージがなんか青春。見せ場も完璧。弾き終えた後のその盛り上がりというか、「いえーーい!!」っていうその感じ、笑顔も何もかも、なんかもう好きなやつ……
「GOD DAMN」もとてもかっこよかったです。めちゃめちゃかっこよい。普通にかっこいいやつ。にしても、神山さんの堂々としたあの存在感とても良い。
2nd Overture後のチャイナ風の衣装とアンコールのパーカーがすごいかわいいです。みんなで盛り上がる曲、やっぱりあるんですね。何よりメンバーの皆さんが楽しそうで、見ているだけで楽しかった。
重岡さんの、カッコいい曲で見せる笑顔と、ふとした時の余裕を含んだ笑み。またふとした時の真剣な表情。そして優しい表情。ころころ変わるその表情に魅せられました。恋愛ソング歌ってるときの、語り掛けるように歌うあの感じ好き……とても素敵…。ちょっと前かがみになって、歌った後にはにかむその感じ…。言葉を短くきって、ちょっと照れたような笑み浮かべるその感じ……っ!!
「未来ダイアリー」もとにかく笑いました。面白い。というかもはや癒し。中間さんのサングラス2連発が一番ツボだった。重岡さんと中間さんの仲の良さが中学生。というかハッピーセット。完全にケチャップとマスタード。あと、
濵田さんって何者なんでしょうか
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「なにわ侍 ハローTOKYO!!」
神山さんと重岡さんがダメです。
デビューするまでの…ということだったのと、単純に舞台ということで気になり購入しましたが、無知故どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのかわからないけれど、とりあえず泣きました。
にしても神山さんと重岡さんの妙にリアルな一幕。っていうかこの2人大好きです。だってこの、1人は夢を掴み、1人は一度夢を諦めたこの2人がその数年後に世界190カ国で配信されるドラマでW主演張るんですよね?ナニソレ……。
しかも「シルエット」……。「そばにいて」で神山さんを見る重岡さんのその優しい笑み。
あくまで舞台化された物語ですけど、重岡さんのその2人で叶える夢っていう捉え方が素敵すぎて。それに対して拒絶する神山さんの気持ちもすごくわかるし、それでも2人で掴むものだって曲げない重岡さんの、その屈託のない思い。
何気に、小瀧さんのまっすぐな目がとても印象的でした。物怖じしない、どっしりと構えているというか。藤井さんのことが少し気にかかって、グループに入ってほしいと説得するシーンのその目。強さ、決して表には出さない秘めた強さ。
第八場、桐山さんと濵田さんのやり取りとスローモーションに腹筋割れるほどに笑いました。神山さんの表情筋がなかなかにブラック企業。こういうアホな感じ好きだなあ。
見終えた後、とにかく素敵だなと。変な言い方かもしれないけれど、何より自分たちが幸せになっている感じ。これは完全に感想に過ぎないから事実無根だけど、人にどう思われるかとか、人からどう見られたいか以前に自分たちがやりたいことを全力でがむしゃらにやっている感じ。でも、それを言葉には出さないけど、全員の共通認識でファンを楽しませるっていうのが常にあるような。
っていうか、本当に良いなあ、ジャニーズWEST。「LET'S GO WEST~KANSAI!~」で投げキッスした後に照れる重岡さんも、「粉もん」で濵田さんにもたれかかってる重岡さんもなんか…かわいい…
嗚呼、重岡大毅って凄いな。
嗚呼、ジャニーズWESTってこんなにも素敵なんだな…(ドハマり)
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個人的な感想ですが、ジャニーズWESTさん全員、似た者同士だなと感じました。
自分から泥道を選ぶようなかっこよさ。どれだけ泥臭くても、どれだけ不器用でも、常に上を見据えているような、目の輝きは絶えない感じ。バラバラじゃないけど全員の個性が光る。個性はあるけど、根底にあるものは同じ。てっぺん取るぞ!って、その泥臭さ、たまらなく好きです。なんか、ステキな7人の、ステキな虹がかかったんだなって。
メンバーカラー等が虹と聞いたので、空がいるなあ、なんて思いふけていたらファンの皆さんのことをジャス民って言うんですね。中間さんがOPで言っていたのと曲中に度々出てきた言葉はファンの総称だったのかと納得。
これは…
ハマります。普通に
なんか、なんでなんでしょうか。(問いかけスタイル)
今年1年はジャニーズWESTに捧げる1年にしようと思ったら、なんか口角上がっちゃってる自分がいます。嗚呼、
まだまだで、知らないことしかない自分ですけど、微力ながらこれから自分なりに応援していこうと思います。
次はどのLIVE DVD買おうかな…