重岡大毅の演技力と、ジャニーズWESTというグループ
4月11日、木曜日のこと。
付いていたテレビが映していたのはとある刑事ドラマ
そこに1人、惹かれる人物が。
コロッケを頬張り笑っている、
姫川上司を敬っていて、
単独行動の許しを得るために頭を下げる一人の刑事
大塚真二
そんな大塚真二を演じていたのは、
恥ずかしながらストロベリーナイトシリーズを拝見するのは初見だったため、訪れたその展開には驚くを通り越して呆気にとられた。
彼が気になった原因は、もしかしたら髪型だったのかもしれないし、どことなく抱いた既視感だったかもしれないし、ただ目についたからかもしれない。ただ最終的には、
彼の演技力に釘付けになっていた
いや、なんかこう気取った感じで書いてましたけどちょっと崩しますね
まあよくあるじゃないですか。行くなって!絶対危ないじゃん!?!?って思いに反して行ってしまう画面の向こう側の彼を止められずに、だから言ったのに…ってなるやつ。
大塚くんは、それで終わらなかった
驚いたようにプリントに書かれていたのであろう名前を読み、呼び出された電話の内容通りにクラブハウスへ行き、恐怖に満ちた目で恐らくは銃口を見ている。
個人的にはその後の、血だらけになってでも、這ってドアを開けたところ がもうダメでした。
今からただただ語ろうとしているのは
申し訳ないことに、なんとなく聞いたことあるな程度でしか知らなかった彼が、一夜にして私の人生を変えたお話です。
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さあ、
気になったらまずWikipedia
1992年8月26日、A型、兵庫県出身等々
とりあえず個人情報でありかつ基本を知る。
そして彼が、ジャニーズWESTであることも。
とにかく重岡さんの演技に惹かれた私は、重岡さんの出演作品を拝見できるだけ拝見し、そして黄昏ながら思う
重岡大毅って、凄いな
先ほど抱いた既視感の正体は見ていた「節約ロック」の稲葉くんだったと思い出し、「溺れるナイフ」「宇宙をかけるよだか」を拝見し、俳優・重岡大毅を存分楽しんだ後、「炎の転校生」でジャニーズWESTを覚え、
気になり出す
習うより慣れろタイプの自分なので、すぐにジャニーズWESTのアルバムを借りに行き、聴き、
あれやこれやとFCに入る。
素敵な歌声だなと思った方は、恐らく小瀧さん
というか普通に皆さん歌がうまくて驚きました。
「ええじゃないかええじゃないか」のイメージしかなかったので、もっと明るくふざけた感じの曲が多いと思っていたら、カッコイイ曲をかっこよく歌い上げるいわゆるギャップというのに見事に堕ちる。
どれを買えばいいか分からず放置していたライブDVDを本日購入してきたので、これからゆっくり見ていこうと思います。
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大塚くんと稲葉くんの顔しか知らなかった自分が、重岡さんに惹かれきったきっかけはやはり「溺れるナイフ」
ナチュラル過ぎて、演技であることを忘れる。
完全にそこにいたのは大友勝利くんでした。重岡さんではない。ただ夏芽ちゃんのことが好きで好きで、不器用ながらにも夏芽ちゃんを笑わせるためにあれやこれやと手を尽くして、笑った夏芽ちゃんのその笑顔で心底幸せそうな大友くん。しかし、噛むって、噛むって、噛むって、噛むって何事?
うすうす気づいていた夏芽ちゃんの視線の先の相手に、勝ちたいと思っていながら、勝てないと悟ったときのその絶妙な表情、声色。
「コウ?コウか?」のその、その感じがもう、もうダメでした泣きそうでした。
とにかく演技がナチュラル。「凄い」「上手」とかそんなことは全く思わない。引き込まれる
重岡さんだけの力ではないが、エンドロールが流れて初めて現実に戻された感覚を味わいました。椿の花を見るだけで大友くんを思い出す夏が来そうです。
そして、ダブルパンチで喰らったのは宇宙を駆けるよだか
火賀くんが凄すぎて言葉にならない
なんでも良いのでとりあえず見てください。Netflixで絶賛配信中。1話約30分から40分ですので時間が空いたときにでも。
https://www.netflix.com/title/80230018?s=i&trkid=13747225
いや、あの、もう最初っからすごい。
学校の中庭。片づけの途中。綺麗な夕日に照らされる2人。
知らぬ間に中身が入れ替わり、誰にも信じてもらえなかったあゆみちゃん(見た目は海根さん)に、「あゆみ」と声をかける火賀くん。
いやもう、文字に表すとなんか淡々としてしまうけど、本当に火賀くんって凄い
涙を浮かべながら
「悪かった、すぐに気づかれへんくて」
「どんな姿してても、あゆみはあゆみなんやから」
しまいには、思い出のいちごオレまで出しちゃうし、涙浮かべながら泣くなって頭ぽんぽんしちゃうし。
もう…(言葉にできない)
序盤から火賀くん…………ってなるんですけど、もちろんこれが序盤だけで終わることなんてなく、最終話まで火賀くんは火賀くんでした
なんで、なんでそんな、なんでそんな「好きな子の好きな子が親友」っていうシチュエーションで自分の感情は隠すことなく素直に伝えてさらけ出した後、好きな子の背中を押せるんですか。絶対に持ってて欲しいバレッタも、「必要ない」って意を決めたように取って。1人でいろいろ思い出して、悔しいだとか好きだとか、いろいろな感情がぐちゃぐちゃになった涙を流して、嘲笑すら交えた笑みこぼして涙拭いていつも通りに戻って。
もう……(言葉にできない)
大友くんの、どうしていいかわからず頭掻いて歌い出すシーンも含め、自分が感情移入しやすいというのもあるかもしれませんが、演技が凄いとか、上手いとか、そういった感情をもはや忘れる。それほどにナチュラル。本当に、とある一人の男子高校生の物語を定点カメラから見ている感覚。
宇宙を駆けるよだか、ボロ泣きしました。引くほど泣きました。
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とっても濃い1ヶ月でした、あまりに楽しくてあまりに苦しかった。
また、ここは作詞作曲家:重岡大毅が存在している世界でもありました。特に「間違っちゃいない」があまりに普遍的でなんだかくるものがあった。
正直、今の自分は、ジャニーズWESTの重岡さんが好きというよりかは、役者としての重岡大毅が好きという方が正しいかもしれません。ただ、素敵な人、素敵なグループに出逢えた、どことない幸福感を感じています。
少しずつ重岡大毅に反応するからだになってきたので、これから、俳優・重岡大毅を拝見する日々を楽しみたいと思います。
とりあえず、アメノチハレは全形態購入しました。